少々前のデータになりますが、05年に大腸がん検診を受診した人のうち、精密検査が必要と判断されたのは、平均して7.2%でした。これは厚生労働省の研究班によって行われた調査ですが、この話にはまだ続きがあります。
さらに精密検査が必要と判断された人の割合は平均すると7.2%という数値でしたが、これは全国の市によって大きな差が実はありました。
その数値は0%から25%と大きなもので、15%を超えていた市は10市、0%から1%しかなかった市は6市でした。
この調査は、全国781市を対象にして行われたものですが、この数値の開きは何を示しているのでしょうか?
精密検査が必要と判断された割合が平均よりかなり低いという場合ではがんの見落としの可能性が出てきます。その逆、平均よりもかなり多いという場合は今度は必要以上の検査を受けることになります。
精密検査自体の数値は平均で0.18%、ばらつきは0%から1%と少なかったのですが、最初の検査でのばらつきは問題といわざるを得ないでしょう。
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