タバコを吸ってもストレス解消にはならない理由とは
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タバコを吸ってもストレス解消にはならない理由とは

「タバコを吸わないなんて考えられない。ストレスがたまってしまう。」

これは私の知人の喫煙者が言った言葉です。その場で否定はしませんでした。そう、昔の私自身が「ストレス」を理由に禁煙に踏み切れなかったからです。

しかし、本当にタバコはストレスを解消してくれるのでしょうか?スポーツ選手などでも喫煙している人がいます。その理由を「ストレス発散」と誤解している人もいるようですが、実は違います。

何故タバコを吸ってもストレスを発散することはできないのか?何故、タバコでストレスを解消できないのか・・・?それはよく考えてみると分かることだったりします。

タバコでストレス発散はできない

以前の私自身、ストレスが原因でタバコが辞められなかったと思い込んでいました。しかし、よく考えてみればノンスモーカーの人はタバコなしですが、スモーカーよりもストレスがあるようには見えません。

もし、タバコがストレスを解消してくれるのであればスモーカーはみんなストレスなど無縁の存在になっているはずです。えっ?「ストレスはどんどんやってくるからその都度解消しなければならない。」ですって?

なるほど。そういう考え方もあります。でもよく考えてみてください。タバコを吸って何か現実的に解消されたストレスはありますか?

タバコはストレスを解消してくれたりはしません。その逆です。タバコはストレスを作り出しているのです。

タバコが吸いたいのに吸えないシチュエーションは沢山存在します。そんな時、スモーカーはどうしてますか?

そう。
イライラしているはずです。
ストレスを感じているんです。
タバコが吸えないから。

スモーカーは実際、タバコを吸い終えてから30分もすると、そわそわしたり、イライラしたり、口もとが寂しい・・・といった「ストレス」を感じるようになります。

この理由は30分前に摂取したニコチンの血中濃度が低下をはじめるからです。30分もするとその濃度は半分にもなると言われています。ニチコンの濃度が減少してくる状態が離脱症状(禁断症状)です。この状態になるとストレスや不安を感じます。

だから、またタバコを吸わなければなりません。

タバコを吸うとまたニコチンの濃度が上がって、それまで感じていたストレスや不安といった離脱症状が一瞬(吸ってからほんの7秒)で解消されます。

この瞬間、あなたはストレスが解消されたような落ち着くような感覚になります。この時、今まで感じていた仕事や人間関係のストレスなども一緒にどこか改善されたような気持ちになるかも知れませんが、タバコを吸って解消されたのは、タバコが引き起こした離脱症状のみです。

こうやってタバコが引き起こした離脱症状をタバコをもう1本吸うことで解消します。ところが、それで終わりではありません。そのタバコを消してから30分もするとまたしてもニコチンの濃度が減少します。

また不安やイライラがやってくるのです。そのストレスを何とか解消しようと、もう1本あなたは吸わなければなりません。その1本を消したら、また次の1本。その後もまた1本・・・こうやって無限のタバコチェーンはいつまでも続きます。

そうやって解消できたのはタバコを吸ったために沸き起こった不安やイライラといったストレスだけ。しかも、そのために命の危険までおかさなければならないのです。

この無限のタバコチェーンから解放される方法があります。それは次の1本を吸わないこと。つまり、タバコから卒業することです。

記事:2008年11月02日

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