不妊治療のリスクはあまり語られることがないのかも知れません。というよりも不妊治療のリスクは特筆するほどのことがないため、神経質になる必要はないのかも知れません。少なくとも専門家の意見では。
不妊治療のリスクは自然妊娠に比べて出生異常の確率がやや高いことにあります。(自然妊娠を目指す不妊治療は含めません)
北米で行われた不妊治療に関する調査のうち、最大規模(61,000人)の研究がカナダで行われています。
これまでの不妊治療(自然妊娠を目指すものではなく、体外受精等)に関する研究では不妊治療は出生異常のリスクを高めるといった報告がありましたが、どの研究も規模が小さかったり、信憑性にかける部分があったといいます。
その点、今回カナダで行われた研究は十分な規模であったと言えます(61,000人、うち1,394人が不妊治療によって生まれた赤ちゃん)。
この研究の結果、不妊治療(体外受精等)によって出生異常が見られたケースはおよそ3%、そうでなかった場合は2%とその差は1%でした。しかし、リスクを倍率にすると不妊治療のリスクは58%も高いことになります。
しかし、研究を行ったカナダ、オタワ大学のDarine El-Chaar氏は「出生異常はまれである」と結論付けています。他の専門家は「女性は気にする必要はないのではないか」と指摘します。
リスクの値は少ないのかも知れません。しかし、不妊治療のリスクは存在するということでしょうか。
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